セブのロックダウンの状況は?

現地ニュース

コロナウィルスが猛威を振るう中、ここセブ州でも現在ロックダウンが行われています。刻々と状況の変わる中ではありますが、4月28日現在のセブの規制状況は以下の通りです。

  • 夜間外出禁止令(午後8時-午前5時)
    →一部業種のナイトシフトで雇用状況を証明できる人などは例外です。
    違反すると広場で立たされたり、スクワットをさせられたり…、容赦なくインターネットに写真があがるため社会的に恥をかきます…。
  • 外出時のマスク着用およびECQ Pass(外出許可証)とIDの携帯義務
    →多くのスーパーマーケットや薬局では、”No mask No entry”となっています。警察や軍人に見つかると最悪罰金刑となります。
  • 入国ビザの無効、他の島(マクタン島含)への移動制限
    一時的に全ての外国人がフィリピンに入国できなくなっています。(外交関係者やフィリピン人との配偶者など一部例外あり。)入国した場合フィリピン人は2週間の自宅待機、外国人は自費での2週間のホテル待機となります。またフィリピン人であっても現在マニラなど他の島へ渡る手段が全て凍結されています。
  • 車両の交通制限
    →ナンバープレートの偶数奇数によって、運転できる日が決まっています。フードデリバリーサービスや救急車両などは例外となります。
  • カルボンマーケットの入場制限
    →苗字の最初のアルファベットによって、買い物できる曜日が決まっています。
  • 公共交通機関の運休
    →行政が運行管理している一部のバスを除き、タクシー・ジプニー・Grab・バイクタクシー・長距離バスなどが全て禁止されています。皮肉にも交通渋滞が緩和され、空気汚染が改善、巷では自転車の需要が増えています。
  • 学校、ショッピングモール、レストランの閉鎖
    食料や医療、銀行などのベーシックニーズを除いて、多くの店舗が臨時休業しています。一部のレストランやファーストフードではテイクアウトのみ可能です。スーパーマーケットでは入場制限がひかれていて、皆1メートルの距離を空けた状態で30分-1時間の長蛇の列ができているので頻繁に買いに行くのはかなり億劫です。
  • 生活必需品の価格凍結
    →生活必需品、アルコール・マスクなどの医療用品などを中心に、販売値段に上限が定められています。この上限を超えた額で販売すると罪になり、顔や名前がインターネットで公開されたりします。
  • 酒類の販売禁止
    スーパーマーケット、コンビニ、レストランでの酒類の販売が禁止されています。(=Liquor ban)既に所有しているものを家で飲む分ことは禁止されていません。

    4月28日より酒類の販売規制が解除されました。
  • 完全ロックダウン地区への入域禁止
    →コロナ患者が集団発生している町村など、一部のエリアが完全封鎖されています。このエリアへは住民しか入域できない、あるいは、入域したものがエリア外に出ることが禁止されています。

 

【本日の英単語】
quarantine(クァランティーン) [規則動詞・名詞/英検1級レベル] …隔離する、検疫する

本来なら難易度の高い単語ですが、今回のコロナの一件で一気に皆の知るところになり、毎日のようにニュースで登場します。隔離の方が日本人にはイメージがしやすいと思います。

Cebu imposes enhanced community quarantine amid COVID-19 threat.
(セブはCOVID-19脅威の中で強化されたコミュニティ検疫を課します。)
[News]Cebu imposes enhanced community quarantine amid COVID-19 threat

日本よりもセブの方が規制の実施が早く、強制力があり、内容がより厳しいものになっている印象です。その背景にはパンデミックが発生した際の医療の質とキャパシティ、貯蓄の余裕がないフィリピン人の家計的な逼迫状況があります。
今回の打撃を受けて、セブは観光産業から農業産業への移行を検討し始めました。
一刻も早い収束を願うばかりです。

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