【学校スタッフに聞いた!セブ島で本当に起きるトラブル集】
※発生数順①スマホ・携帯の紛失
②スリ、置き引き
③ぼったくり
④ルームメイト同士のトラブル
⑤ストリートチルドレンに絡まれる
⑥犬に噛まれる
⑦美人局
⑧トランプ詐欺10校以上のスタッフから聞いた情報なので、信頼性は高いはず。
— やまひろ@留学おごる人🇵🇭 (@HirotakaYamaoka) September 20, 2019
はい、これ本当です。
2年以上セブ島に住んでいますが、毎年必ず耳にするのが、①スリ盗難被害、②ぼったくり、③ハニートラップなどです。話を詳しく聞いてみると、被害者の方の防犯意識が十分ではなかったり、それよくある手口なのになー、ほんのちょっとだけ気を付けていれば避けられていたのに…、と思うことも少なくありません。
私自身も、ストリートチルドレンに鞄のジッパーを開けられて盗難被害に遭いかけたことがあるので、自分の経験も踏まえて、日本人の人がセブで守ってほしいことをお話しします…!
もしあなたが「リゾートホテルから一歩も出ない」のであれば良いのですが、「ローカルマーケットも見て回りたい」「貧しい人達に何かボランティア活動はできないだろうか」そういったセブ島の味わい方を考えておられる場合は、渡航に必須ではない貴重品・高級品は極力持ってこない方が賢明です。
スリをする人達は、身なり・外見でターゲットを決めます。
私たち日本人は、日本人というだけでお金を持っているというイメージがあり、ただでさえターゲットになりやすい存在だということを自覚しましょう。
【スリのターゲットになりやすい条件】
・一人
・子連れ
・高齢者
・夜の繁華街
・人通りが少ない
・アロハシャツ・麦わら帽子(=観光らしい服装)
・アイフォンやワイヤレスイヤホンを使用
・鞄・貴重品が死角に入っている(本人から見えない)
・付けまつげなど目を強調する日本人風メイク
・ゴージャスなアクセサリー、腕時計を付けている
・ハイヒールなど走りにくい靴
上記に複数当てはまっているほど、残念ながら狙われやすいです…!
では、どうすればいいのか…?簡単な予防方法があります!
私のお勧めは、鞄の前掛け、貴重品を鞄の奥にしまうことの2点です。
これを守るだけでまずまず軽犯罪に遭うことはなくなります。
なお、この鞄の掛け方はヨーロッパ旅行でも強くおすすめしますよ!
フランス、イタリアなど、先進国だからと油断してスリ被害に遭う方がとても多いのです。
高齢者の方、男性の方で狙われやすいのが、ぼったくりとハニートラップです。
街中を歩いていると、コンビニなどで気さくに声を掛けてきて、「日本人?」「観光?」「どこに滞在しているの?」というように聞いてきます。もしあなたが何かを探していた場合、「私知ってるから案内してあげる」というようなことを言ってきたり「連絡先を交換しよう」と言ってくるかもしれません。できるだけ早くその人を振り切って逃げてください。
俺ってモテるじゃんと鼻の下を伸ばして勘違いをしたり、日本人特有のあいまいな態度を取り続けていたらどこまでも追いかけてきます。
そのまま振り切れないと、途中から”彼氏”が登場してくるかもしれません。宿泊先にまで着いてきて部屋に入ろうとする。朝方まで張り込まれる。金銭を要求される。オマケにおかまちゃんだったというオチまでついて来たりします。
…他人から聞くと笑い話なんですが、当人は気が気じゃありません。
全員が全員そんなフィリピン人ばかりではありませんが、男性からこの手の失敗談をよくよく聞きますので、遊び慣れてない方は上記のシチュエーションは極力避けてください。
あなたが次の当事者にならないことを祈ります。
ぼったくりタクシーも観光トラブルのあるあるです。
土地勘がない場合は相場の知りようもないので、一部のドライバーがそれをいいことに2倍、3倍といった値段を吹っ掛けてきます。これは日本人に限らず、マニラ人など、フィリピン国内のよその地方の人(ビサヤ語が分からない人)でも同様の被害に遭う可能性があります。
日本人が一番簡単かつ安全に対策するには、滞在中Grabタクシーを使用すればいいでしょう。
タクシーを手配した時に料金が決まりますので、それ以上請求されることはありません。
土地勘のない場所でも、地図を見て目的地を設定できるので、楽で確実です。
普通のタクシーを使用する場合は、必ずメーターを動かしているかチェックしてください。
長期滞在の方だと、ビサヤ語の挨拶(おはよう程度)を乗車の際にドライバーに言えるだけで、観光客ではないのだと牽制することができます。
犬に噛まれたというトラブルは私の周りでは聞いたことがありませんが、ちょうど去年、フィリピンで犬に噛まれた方が日本で狂犬病を発症し、今月お亡くなりになりました。
日本国内では狂犬病は撲滅されていますが、他の国ではまだまだ起こりうる病気です。
一度発症すると治療法はなく、最終的に神経を侵されます。
狂犬病という名前から、犬経由のみと勘違いされがちですが、あらゆる哺乳類が媒介の対象になります。犬、猫、牛、ヤギ、ネズミなどなど、フィリピンに渡航した際は、むやみに哺乳類に触らないようにしましょう。
犬・猫・コウモリその他野生動物に咬まれたら、24時間以内に狂犬病ワクチンを暴露後接種する。都会ならまだしも地方にワクチンあるかは不明。ワクチン接種しておいたほうが安心。
とにかく動物には近寄らない。たとえホーチミン市でも咬まれたら旅行は終わる。念のため病院行ってワクチン。 https://t.co/gcSnJIkgsz— nakatimi (ナカチミサマト) (@nakamiti) June 15, 2020
必要以上に心配する必要はありません。
しかし、万が一噛まれてしまったり傷口にその動物の唾液などが付いたなどの疑いのある場合は、事前にワクチンを打ったかどうかに関わらず、病院に行って暴露後のワクチン接種を受けます。海外保険に加入していれば、現地での費用はカバー可能です。
事前にトラブル回避のための情報を身につけて、セブ島を思う存分楽しみましょう!