世界最長のロックダウン中で、いろんなショップが休業を強いられているセブ市…。
そんなセブで、今、とあるビジネスに火が付いているんです。それは…
チーズケーキの出前サービス、なんです。
フィリピン人はとにかくチーズが大好き
ピザ、ラザニア、チーズブレッド、カルボナーラなどなど、そして、もちろんチーズケーキもコーヒーショップに行けば必ずある、むしろそれしかないことも多いですけどね。
日本のふわっふわのチーズケーキと違い、フィリピンのチーズケーキは重ためのベイクドケーキです。フレーバーはベリー系やオレオなどがメジャーで、どれも焼きあがったチーズケーキの上にトッピングしているので、いろんな生地を個別に用意する必要はなく、作る側としてもやりやすいんだろうなぁと思います。
ホテルを中心にして、今この、ちょっと高級なチーズケーキデリバリーが流行るのは、フィリピン人がチーズ好きということ以外にもう一つ重大な要因がありました。
お誕生日、です。
フィリピン人にとって、誕生日はとても特別な日。職場でも従業員の誕生日は全員で祝いますし、誕生日の日は仕事を休んで、家族みんなでパーティーをするのも一般的です。ちなみに、フィリピンでは、母の日、父の日も同様に祝いますよ。
そんな大切な日は、特別な食べ物をみんなで囲みたいですよね。
しかし、セブはロックダウン中でケーキ屋さんが開いてなかったり、開いていても検疫で封鎖されていてピックアップの交通手段がないような状況。
そこで、チーズケーキのデリバリーサービスなんです。
※フィリピン人同士は現地語を混ぜて話すので、女性のThank you sadのsadは「悲しい」ではなく「~も」という意味のセブアノ語です。
しかし、なぜ揃いもそろってチーズケーキがなのかは私にも分かりません。日本人にとってもショートケーキのポジションが、フィリピン人にとってはチーズケーキなのかな?
ちなみに、ベイクドチーズケーキはケーキの中では日持ちするほうです、このケーキデリバリーが流行っていることに関係しているかもしれませんね。
もしセブ島でチーズケーキのデリバリーを頼みたい場合は、私の友人がお店をしていますので、良かったら頼んであげてください。5ツ星のホテルシェフが食材にこだわって作ったチーズケーキの味、ご堪能あれ^^