Qパス停止、セブ市厳格ロックダウンへ、軍到着

現地ニュース

昨夜に急にアナウンスされた「Qパス(外出許可証)」の停止
「外出許可証を使わなくても外出できるようになるの?」と思いきや、事態は真逆の方向へ進んでいきました。翌朝のサンスターの見出しがこちら。


戦車(tank)が出動する物々しい雰囲気となっています。市民が所属するバランガイ(=町村)のエリア外に移動することは禁止されます。セブ市は小さい都市なので、そのバランガイの範囲は日本人の考える〇丁目の範囲に似ていると思います。1丁目から2丁目に行くことができない、そんな感覚です。境界となるエリアには軍が配置され、チェックポイントがさらに強化されます。

No longer allowed to cross:
– From/to Cebu City and Talisay
– From/to Cebu City and Mandaue City-Consolacion
– From/to Cebu City and Balamban

All ‘essential employees’ working in Cebu City are given two days to decide whether to stay in the city to work or return home to their respective hometown.

48時間後の6月26日よりボーダーコントロールの強化が始まり、誰もセブ市とそれ以外の地域への移動ができなくなります。今までは村単位だった“トータルロックダウン”と呼ばれる状態をセブ市の括りで行うということです。
自治体はこの2日間で、市民にセブ市に留まるか帰省するかの選択をするように促しています。といっても、移動手段がかなり限られる状況下なので、帰省手段のある人はとっくに帰っているような気もしますが…。


他国:ワクチンを探している
セブ市:行方不明の鶏を探している

一方で、市民の間では “Where did chickens go?” がバズっています。

どういうことかと言うと、とあるフードカンパニーが鶏肉1万7千キロを自治体に寄付しました。もちろん、市民へ配給してもらうためですね。ところが、いくつかのバランガイが、その鶏を寄付ではなく市民に販売してしまったとのこと。相場の半額程度だったので、寄付だと知らない市民は特売の鶏肉を買ってしまいました。

そんなこんなで、寄付の鶏が消えてしまったこと、自治体の能力の無さ、そしてセブ市が行方不明の鶏を捜査しているという字面の滑稽さから、Where did chickens go?がSNS上で叫ばれています。


要はセブのローカル政府が「最優先事項は消えた鶏の捜索だ」とアナウンスしたわけで、すぐにロックダウンを決行してその数時間後には道を戦車が埋め尽くした。誘拐された鶏を捜索する献身さ、俺は好きだよ。


冗談はさておき、セブ市内に残る人々は2日後からの完全封鎖に備えて、今日はパニック買いの形相とのこと。6月26日以降のスーパーの開き具合や流通状況、外出の規制具合が全く読めないため、致し方ないですね…。これ以上事態が悪化しないことを祈ります。

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