大卒講師が20歳?フィリピンの教育制度

フィリピン文化

フィリピンへ英語留学に来て、担当の先生がやけに若い、歳を訊いたら、え?まだ20歳…⁉という経験をした留学生の方は多いのではないでしょうか?今日は、フィリピンの教育システムについて一緒にみていきましょう。

フィリピンの義務教育は10年制だった。

もともとフィリピンの教育制度は、
・小学校1年生~6年生
・中高一貫1年生~4年生
の10年制でした。

なので、高校卒業が16歳、そのあと4年間大学に通うと20歳で大卒になります。
20歳の先生がいてもいわゆる新卒さんでフィリピンではなんら珍しくないのです。

2013年の教育改革により10年制→13年制に。

国際基準に合わせるため、法改正が行われたのは割と最近のことです。
これによって義務教育となったのは、以下の3教育機関です。
・幼稚園年長さんのみ
・小学校1年~6年
・中高一貫1年~6年(内訳は中学4年、高校2年)

中学と高校の分け方が日本と異なりますが、かねがね国際基準に準拠するような形になりました。
法改正後、実際にこの13年制がスタートしたのが2016年ですので、今暫くは大卒20歳の世代が続きますが、それもあと数年、最短で2013年大学卒世代から(コロナの影響で学校自体が長期間の休講を余儀なくされているため、時期がずれ込む可能性有り)、ストレートの大卒は21歳となりますね。

国公立大の学費無償化

日本では、過激な発言と政策から『フィリピンのトランプ』などと言われているドゥテルテ大統領ですが、彼の政策により、2018年よりフィリピン人に限定して国公立の学費が無料になっています。
と言っても、フィリピンの学費は我々外国人にとっては高くなく、国公立で年間数万円、私立でも年間35万円程度、世界的に学費の安い国のひとつとなっています。名門のフィリピン大学は世界ランク100にも入る常連校で、日本の一橋大、広島大、神大、筑波大クラスですよ。


まだフィリピンの大学留学自体は受け入れ実績も少なくマイナーな印象ですが、0ではありません。日本人で、セブにあるセブドクターズ大やサンカルロス大に留学されている方はいらっしゃいます。安価な学費、英語環境、高レベルの教育、今後じわじわと増えてくるのではないかと思っています。

少し脱線してしまいましたが、いかがでしたでしょうか?

今、主に英語講師をされているフィリピン人の先生方は旧教育制度世代ですので、学校教育の話をすると、あれ?話が合わないな?ということがあるかもしれません。それの理由は、上記の日本とは異なる教育制度から来ているのでした。

因みに、フィリピンの公立校の多くは、椅子と机が連動していて、図のような肘掛けタイプのものになっています。子供の数が多いフィリピンでは、こうすることで教室の収容人数を増やしているのでしょうね。
そのせいか、子供たちの使うノートは日本のものより一回り小さいA5サイズの大きさのものが主流です。また、机は全て右利きを想定されているため、左利きの子は、しかたなく椅子に横向きに座らなくてはならなくて苦労するとのこと。

アフターコロナの実施の可否はまだ何とも言えませんが、公立の小学校見学などに参加すると、もっといろんな気付きがあると思います♪

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