セブ島を含むビサヤエリアでは今週、熱帯暴風雨「レオン」のもたらす大雨により、各所で土砂崩れや農作物に被害が出ているとメディアが伝えています。
CEBU, Philippines — Moderate to heavy downpours in the past few days have caused an extensive damage to a two-hectare mango farm in Barangay Mabini, Cebu City.
Joel Baclayon, City Agriculture Department (CAD) chief, said at least 205 mango trees were affected, with the total amount of damage pegged at P3.75 million.
Cebu has been experiencing scattered light to heavy rains since September 15 due to tropical storm “Leon” and a low pressure area.
Dozens of people fled from their homes as tropical storm Leon spawned landslides in Cebu City, a local official said Wednesday.
Landslides hit 4 of the city’s 80 barangays so far and authorities were still waiting for the status report of 31 villages, said Ramil Ayuman, officer in charge of the local disaster office.
水曜日頃が一番酷かったそうなので、当校に限らずフィリピン人の方とオンラインレッスンを受けておられる方は、先生のお住まいのエリアが大丈夫だったかどうか聞いてみましょう。
さて、日本では台風の区別は番号を使って台風10号、11号…のように言い表していますが、海外では台風に人名など固有名詞を付けます。
人名だと国によっては読みにくかったり、いじめの材料になってしまうのでは?などの懸念から作られたアジア圏共通の名前リストはあるのですが、フィリピンでは独自の命名リストを使用しています。フィリピン名のリストは全部で4つあり、年度によってその中の1つを使っていきます。
フィリピンの台風命名に特徴的なのが、熱帯的圧の状態から命名をする点。(今回のLeonはtropical stormなのでこれが該当しますね) 台風が発生する場所と密接にかかわるエリアならではです。
初期から名前が付いているということもあり、アジア名よりフィリピン名の方が有名になってしまうことも多々あるんだそう。
そんな2020年のフィリピン台風名リストはこちら
アルファベット順になっているので、今年幾つめの台風・熱帯的圧なのかは数えればわかりますね。LEONは12番目です。リストを全部網羅してしまった場合は、補助リストを使っていきます。