10月になってから、4日、10日、そして昨夜13日と、断続的に雨による被害がセブ市・マンダウエ市各地で起こっています。昨夜は、熱帯低気圧Ofel接近に伴い、6時15分~7時45分の1時間半の間に81mmの降雨量を記録、ダウンタウンを中心に広い範囲で浸水被害が出ました。
The heavy rains that occured in Cebu left devastation at its wake as automobiles and houses alike were destroyed by the flash floods.
Photos grabbed from CDN Digital, The Freeman, SunStar Cebu, Cebu Flash Report pic.twitter.com/0wpxK4OsDm
— The Lighthouse (@LIGHTHOUSEPUBB) October 14, 2020
とあるニュースサイトではこの光景をマンゴーフロートのようだと揶揄していましたが、実際マンゴーストリートでここまで水がせり上がってくるのは数年住んでいて初めてです。長年滞在されている方もこのエリアが水没したのは聞いたことがないとか…。濁流に巻き込まれて亡くなられた方もおられる模様。腰に満たない水位であっても十分な注意が必要です。
LOOK: Massive floods on Tuesday evening leave behind mud and debris on Mango Avenue in Cebu City. Photos by Gelo Litonjua @rapplerdotcom pic.twitter.com/5KCJhY8yIX
— Ryan Macasero (@ryanmacasero) October 14, 2020
本日、土砂と瓦礫を含んだ泥水の撤去作業が行われています。
九州豪雨を彷彿とさせますが、今年はラニーニャ現象の影響で東南アジアで雲が発達しやすくなっており、フィリピンも含めて例年より雨が降りやすくなっているそうです。