先日ニュースにもなった”謎の大渋滞”は真っ昼間に発生しました。普段混むはずのない道なのにどうして…その渋滞の先頭を切っていたのは、Petronという名のガソリンスタンドです。一体何が起こったのでしょうか?
正体はガソリンのタイムセール
午前11時~午後1時までの2時間限定で、なんとガソリンが半額の50%オフに。
どこから情報を聞きつけたか知れない人々が朝から長蛇の列を作り、ガソリンスタンドは車とバイクでごった返し。11時前から周辺の道が大渋滞する事態になりました。
因みにガソリンは英語で、
petrol(イギリス英語圏)またはgas/gasoline(アメリカ英語圏)と言います。
ガソリンスタンドのことは、gas station のように後ろにstationを付けます。
stationには「駅」の意味だけでなく「事業所」「駐屯地」のような意味合いがありますよ。
petrol(イギリス英語圏)またはgas/gasoline(アメリカ英語圏)と言います。
ガソリンスタンドのことは、gas station のように後ろにstationを付けます。
stationには「駅」の意味だけでなく「事業所」「駐屯地」のような意味合いがありますよ。
フィリピンのガソリンの価格は?
物価が安いことで知られるフィリピンですが、ガソリンの値段はどうなのでしょうか?
今回のセールで軽油をたんまり購入した方のレシートを見てみると、半額で18.62ペソとあります。
と言うことは、通常は37.24ペソということになりますね。
これは日本円にすると80.10円。一方で日本の軽油の値段は107.2円なので、ガソリンの価格は日本とフィリピンではそこまで大差がないということになります。
「時給1000円の日本」と「時給100円のフィリピン」の物価を考慮すると、エネルギー資源の値段が相対的にかなり高いことが分かります。しかも、フィリピンで使われているバイクや車はまだまだ「低燃費」や「エコ」のキーワードからほど遠く、フィリピン人の言う「ガソリンの値段が高い」は本当に彼らにとって本当に高いということが分かりますね。
因みに、フィリピンは「電気代」や「インターネット代」も高いことで知られています。
フィリピンの発展が遅れているのは、こういった「資源」の価格の高さにあるのかもしれません。