フィリピン人でも自国に帰れなくなる⁉20日から

現地ニュース

ロックダウンから丸1年のフィリピンですが、状況が芳しくありません。

フィリピンでは、コロナウィルスの感染拡大を受けて、3月20日より4月19日までの一カ月間、OFW(=海外労働者)を除くフィリピン人、外国人の入国を禁止する命令が出されました。よって、ワークビザを持たないフィリピン人はこの期間中、自国に帰国することが実質不可能になります。

現在、他のエリアよりも一段階厳しいGCQのロックダウン政策下にあるマニラとその周辺エリアでは、コロナウィルス第二波の影響が深刻になっており、第一波の時を上回らん規模で感染が広がっています。一日の陽性者数は4000人を超えており、最近では、ロドリゴ・ロケ大統領報道官の陽性が報道されました。

日本でも厚生労働省が3月12日、フィリピンから到着した60代男性からフィリピン型の変異ウィルスを確認しましたが、同様の変異型の市中感染が広がっているものとみられます。フィリピンでは変異ウィルス例を感知するためのシステムが構築されておらず、その数を具体的に知ることはできません。



マニラのあるルソン島での感染数が第二波の多くを占めています。

フィリピンではドクター・ナースと言った医療従事者を中心にワクチン接種が進められていますが、同国で主に使用されている中国製シノバックワクチンは、ブラジル変異株に対して十分な抗体を得られない可能性が研究で示されており、対変異株に対して不安が残ります。
イギリス製アストラゼネカワクチンについては、ヨーロッパでの重篤な副作用と見みられる症状(blood clots:血栓)の発表を受けて使用を一時中断する国が相次いでおり、セブ市は同ワクチンの購入を(halt:中止する)と発表しています。

フィリピンはこれから真夏シーズンの到来。
来月には宗教行事であるホーリーウィークも控えています。

果たしてこの第二波を食い止めることができるのか、その行方が注目されています。

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