【フィリピン】緊急事態宣言を1年延長【2022年9月まで】

現地ニュース

2021年9月11日、フィリピンのドゥテルテ大統領は、現在フィリピンで発令されているstate of calamity(災害宣言)を1年延長することを決め、the Presidential Communications Operations Office(PCOO)のfacebookページにて発表されました。これにより、早期の解除または再延長がない限り、2022年9月12日まで続くことになります。

このニュースは日本語でも取り上げられており、日本の緊急事態宣言と同じように考えて戦々恐々としている方々を見かけますが、フィリピンの”State of Calamity”が発令されている状態というのはどういう状況を指すのでしょうか?調べてみました。

State of calamity, in the context of disaster management in the Philippines, refers to a status that could be declared widespread within the country, or certain localities, in response to a destructive, natural, or man-made disaster. This measures allows the release of “calamity funds” allocated to local governments and control the pricing of basic commodities in the affected areas.

wikipediaによると、”State of Calamity”は自然や人的災害が発生した時、国や特定の地域に対して発令される状態を言います。発令によって影響を受ける部分は黄色マーカーの部分ですが、もう少し詳しく見ていくと、下記のようになります。

If a state of calamity is declared by the Philippine national government, the following measures will be imposed:

・Appropriation for calamity funds
・Price freeze for basic necessities
・Granting of no-interest loans.

日本語にしますと、この災害宣言が発令されることで、

  • 災害資金の充当
  • 基本的な必需品の価格凍結
  • 無利子ローンの付与

が可能になると言うことです。災害地支援に関する内容ですね。

よって、このState of Calamity発令の延長によって、フィリピンの人々の生活に制限が掛かったり、私たち外国人の渡航制限に関わってきたりという心配は今のところしなくても大丈夫そうです。

フィリピンの現在の状況は?

2021年9月のフィリピンの検疫レベルの状態ですが、マニラのエリアで2番目に厳しい検疫レベルMECQが発令されており、セブ島については3番目のGCQが発令されています。しかしながら、日本の緊急事態宣言が発令されているエリアよりも規制レベルは厳しいです。

【GCQ下の規制内容(英語)】

GCQ guidelines
GCQ guidelines

関係ありそうなところを抜粋しますと、GCQ下では以下のような規制があります。

・マスクとフェイスシールドの義務化
・午後10時~午前5時までの外出禁止令
・21歳以下、60歳以上、基礎疾患のある方、妊娠している方は原則外出禁止
・対面クラス原則禁止(一部の高等教育機関を除く)
・ホテル原則営業禁止
・アミューズメント系施設の営業禁止

フィリピンでのワクチン接種の進捗度

残念ながら、ASEAN諸国の中でもワクチン接種が遅れているのが現状です。
フィリピンでは、ファイザー、モデルナ、シノバック製ワクチンなどが使用されていますが、9月12日時点でワクチン接種を1回終えている人の割合は21.95%、2回完了させている人の割合は16.79%ということです。

フィリピン政府によると、今年中に全人口の70%、2022年第1四半期に全人口の90%にあたる人の接種完了を目標としています。

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