今まで、ワークビザや配偶者ビザなど、一部のビザを持つ人以外の入国は認められていなかったフィリピンですが、2月10日より、観光ビザでの入国が可能となりそうです。【2月8日更新】
Philippines reopening to tourism next month
今回対象となっているのは、観光査証(ビザ)取得を免除している日本を含めた150の国・地域からの外国人観光客で、ワクチン接種を完了していることが条件となる見込みです。
色々な事情により、すぐにでも渡航したいという方もいらっしゃると思いますので、今現在入国に必要な情報をまとめてみました。
フィリピンに入国するために準備するもの
・パスポートの有効期限が滞在予定+6カ月あるか確認する。→ない場合は更新。
・渡航日の2週間以上前までにワクチン(ファイザー・モデルナどちらでも可)接種を2回以上完了し、各市区町村が発行する「海外渡航用の新型コロナ・ワクチン接種証明書」を入手する。
・往復航空券、または、日本→フィリピン→第三国の航空券を入手する。
フィリピン発の航空券の日付は、フィリピン到着日から30日以内のものでなければならない。
フィリピン発の航空券を持たないことが発覚した場合、入国を拒否されます。
日本→セブ島直行便は、2022年1月現在、月2便(いずれも土曜日)運航されています。
・宿泊施設を予約する。
ワクチン接種完了者はセルフモニタリングのみで、強制隔離はありません。
ただし、セブ・マクタンの多くのホテルは台風被害のため現在休業中です。
・日本出国前48時間以内に受けたRT-PCRテストの陰性証明を入手する
・フィリピン到着日の3日前~搭乗までにOne Health Passに登録する。
・Traze (フィリピンの接触追跡アプリ)をスマートフォンにインストールする。
・フィリピンペソ(5000ペソ以上)を現金で用意しておく。
フィリピン到着時にPCR費用4000ペソ+タクシー代が必要です。
タクシーは1000ペソ紙幣を受け付けないため、100ペソ紙幣4~5枚の準備を推奨。
また、ホテルによってはチェックイン時にデポジット500~1000ペソ程度が必要な所もあります。
・コロナに対応した海外保険への加入(最低補償額3万5,000米ドル)。
【状況や場所により必要かどうかが変わるもの】
・フェイスシールド
【必須ではないが強く推奨されるもの】
・LINEをスマートフォンにインストールし「ジャパニーズヘルプデスク」を友達登録する。
日本語対応の医療機関はLINEアカウントを持っているので、万が一の時の連絡を円滑にする目的。
セブドクターズホスピタル https://line.me/ti/p/-DJKB3G1yA チョンワホスピタル https://line.me/ti/p/TBT1EMqBhm
セブ島に入国する際の留意点
2021年12月にセブ全域を襲った大型台風の影響により、郊外やマクタン島を中心に、電力やインターネット通信の回復していないエリアがまだまだ多くあります。現在も被災者支援・復旧作業が続けられている状況ですので、コロナ前と比較して、利用できないサービスやエリアが多いことに留意してください。
日本に帰国するために必要なもの
・出国前72時間以内にPCRテストを実施し、検査証明書を医療機関で記入してもらう。
・アプリ「COCOA」のインストール
google play https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.go.mhlw.covid19radar
app store https://apps.apple.com/jp/app/id1516764458
日本到着後のスケジュール
・アプリ「MySOS」のインストール
※事前インストールの必要なし。空港到着時に専用のURLまたは専用QRコードを読み込んでインストール
・質問書の記入、誓約書への同意
・帰国日の翌日を1日目として3日間、3日目のPCR検査で陰性が出るまで政府の指定したホテルで強制隔離(国費で賄われるため、退所するまで宿泊費用は発生しません。)
・退所後の自主隔離場所への移動手段の確保。
・帰国日の翌日を1日目として10日間、自主隔離(公共交通機関の使用禁止。)
※日本帰国時にスマートフォンは必ず必要になりますので、セブ島滞在中のスマートフォンの窃盗・破損・紛失にはくれぐれもご注意ください。スマートフォンをお持ちではない場合、日本到着時にレンタルが必要になります。
※手続きには、本人と連絡の取れる日本の電話番号とメールアドレスが必要です。