こんにちは、本気イングリッシュです。
今回は日本人の方が海外に行き、日本に帰国する時に必要な書類と、新たに運用が開始されたVisit Japan Webについてご案内します。
帰国時に必要な書類
2022年11月現在、帰国時に必要な書類は以下の通りです。
●3回コロナワクチンを接種したことが確認できるワクチン接種証明書
●上記がない場合は、出発72時間前に受けたPCR検査または抗原定量検査の陰性証明
●質問票への回答
ワクチン接種証明書
以下のようなワクチンを3回接種済みであることが証明できる書類が必要です。



PCRまたは抗原定量検査の陰性証明(上記証明書が用意できない場合)
抗原定量検査(Quantitative Antigen Test)については、海外での実施検査施設自体が少なかったり、日本政府の指定しているフォーマットと異なる場合がありますのでご注意ください。
セブ島では基本的にRT-PCR検査を受けて頂くことになり、費用の目安は以下の通りです。
3,360ペソ(結果までの時間24時間~36時間)
4,850ペソ(同8時間~10時間)
■陰性証明書発行費用
250ペソ
■ジャパニーズヘルプデスクサポート費用
1,500ペソ
2022年11月の参考レート 1ペソ=約2.5円
※料金は変更になっている場合がありますので目安としてお考え下さい。
ジャパニーズヘルプデスクでは、検査の予約や検査場への案内など、日本語の分かるスタッフ(通常は日本人の方)が仲介対応してくれます。直接病院へ行き、英語にて検査を受けられる場合はサポート費用は不要です。

同じフォーマットでなくても、記載事項に漏れがなければOKです。
質問票への回答
質問票は、後述するVisit Japan Webというサイトの中で行います。
厚生労働省のウェブサイトには、ファストトラックを使わない人向けの「質問票WEB」というものが用意されていますが、現在リンク切れとなっておりアクセスできなくなっています。(厚生労働省に本件を問い合わせたものの返答なし)
よって、現状はVisit Japan Webへの登録は必須と考えておいた方がいいでしょう。
MySOS廃止 → Visit Japan Webに
MySOSは11月14日で終了となり、それに代わるサービスとして、11月1日よりVisit Japan Webの運用が開始されています。Visit Japan Webサービスは、海外からの入国者(海外から帰国する日本人も含む)が、入国時に「検疫」・「入国審査」・「税関申告」の入国手続を行うことができるウェブサービスです。
このVisit Japan Webを最大限に利用することで、日本帰国時の手続きがQRコードをかざすだけで終わります。なお、Visit Japan Webのアカウント登録にはメールアドレスが必要です。
Visit Japan Web サイト [ https://vjw-lp.digital.go.jp/ ]
登録方法はサイト上で詳しく説明されており、アカウント登録が終わると登録メールアドレス宛にその旨の連絡が届き、ファストトラックの登録ができるようになります。
早速登録してみた使用感としては、
・「本人の情報」を登録する際、住所は任意となっているが、初めから入れておいた方がいい。
(最初に登録しておくと、ファストトラックの登録時に自動で登録住所が入力される。)
・「登録」「戻る」などのボタンが認識されづらい。ボタンを押しても次のページに中々進まないときは、ボタンの中の文字の部分を狙ってタップするようにすると良い。
・ファストトラックの登録はまずパスポートの写真を送信して、それが登録されてからしか次の項目に進めないが、その流れが分かりにくい。(パスポートの登録自体は画像送信から5分程度で反映される。)
・「出国前72時間以内の検査結果証明書」の項目は、登録の必要がない人(=3回以上のワクチン接種証明書がある人)も、クリックして「必要がない」事を登録する必要がある。(ワクチン証明書が反映された時点でファストトラックは青になるので、ここまで操作する必要はないかも?)
以上が少し気になりました。
まだ運用されて間もないサイトなので、今後実体に合わせて改善されるのかなと思います。
登録は帰国便の情報が分かっていれば3カ月前であろうがいつでもできるようになっています。
帰国直前になって焦らないように、早めに登録を完了しておきましょう…!