先週金曜日に行ったバジャウ族訪問と炊き出しの様子をお届けします!
9:30頃に学校を出発して、現地ガイドさんと合流後、トライシクルに乗ってバジャウ族の村に向かいました。
※ガイドさんは唯一英語が話せるバジャウ族の方です。
村に着いてからは、村長さんと挨拶を交わし、炊き出しの準備に入ります。
今回はお粥を作るため、生徒さんに野菜を切ってもらいました。
野菜を切った後、ミキサーにかけてさらに細かくします。これは、バジャウ族が普段野菜を食べないので、お粥から野菜を出してしまわないようにする為です。
準備が終わり、お粥を煮詰めている間に、ガイドさんに村を案内してもらいました!
村での生活を紹介してもらったり、家の様子を見せてもらったりしました。
政府が用意してくれた家は階段が急で小さな子どもたちには危険であることや、トイレは海で済ます人が多いこと、また、各戸には水道が整っていない為、ウォーターステーションと呼ばれる水を確保できる場所でボトルに入れて使っていることなどを教えてくれました。日本との生活環境の違いに、生徒さんは驚いていました。
また、バジャウ族の高床式の家は、足場が細い木の板でできており、落ちてしまわないか大人でも心配になりました。
実際に、5歳以下くらいのバジャウの小さな子どもたちはよく落ちてしまうそうです。
案内をしてもらった後は、炊き出しと生徒さんが準備してくださった服やお菓子を配ります。バジャウの方々が子どもたちを整列させてくれており、並んでくれた子たちから順番に配りました!
お粥を貰って食べている子や服を貰って嬉しそうにしている子もいました!
バジャウ族への炊き出しは、ボランティア活動をしながら現地の状況も学べる課外授業となっています!先生も同行しますので、ご安心ください!旅行とは異なる経験をセブ島留学中に取り入れてみてはいかがでしょうか?