12月8日、聖マリア祭は何を祝うの?

フィリピン文化

本日フィリピンは”Feast of the Immaculate Conception”という祝日です。日本語に訳すと「無原罪の聖マリアの祝日」「無原罪懐胎の祝日」などと言ったりしますが、キリスト教に詳しくない人にはいまいちピンと来ない祝日ですね。どのような祝日なのでしょうか?

聖母マリアは言うまでもなくイエス・キリストの母です。セブの守護聖人であるサント・ニーニョはイエスの幼少期であるため、聖母マリアももちろん彼らにとって特別な存在です。

12月8日は、その聖母マリアが神の恵みの特別なはからいによって原罪の汚れととがを存在のはじめから一切受けていなかったことを祝います。原罪というのは、アダムとイブが智恵の実を食べた罪のことで、その子孫である私たちはその罪を生まれながらにして持っている、とされています。

余談ですが、「進撃の巨人」のユミルの民と似ていると感じるかもしれません、これは実際に進撃の巨人が旧約聖書をモチーフにしていると言われています。ワンピースの悪魔の実もこのあたりの話が元ネタですね。世界で流行する日本の代表的な漫画に聖書の要素があるのは必然なのかもしれません。

話を戻して…、このお祝いは聖母マリアの誕生祭の9カ月前に行われるので、マリアの母アンナがマリアを身ごもった日、を祝うということになります。マリアの誕生日が厳密にいつなのかは聖書に記載がなく宗派によっても解釈が異なる部分ですので、ここに書いたのはカトリックのかなりざっくりとした説明です。実際に、正教会・復刻カトリック・プロテスタントは無原罪懐胎を認めていません。


何はともあれ、フィリピンの大部分の宗派はカトリックですので、本日は盛大に祝われます。ラプラプ市では、本日に限って外出禁止とされている65歳以上・15歳未満の人の外出が許可され、夜間外出禁止令が出ている時間帯も調整がなされるということです。

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