はじめに
2025年11月4日、フィリピン・セブ島を強力な台風「ティノ(国際名:Kalmaegi)」が直撃しました。
観光地として知られるセブ市では、住宅街や主要道路が冠水し、停電・断水・通信障害など、島全体が混乱に包まれました。
本記事では、現地の被害状況・人々の声・学校周辺の様子・そして今後の教訓をまとめます。
🌀1. 台風ティノとは?

(フィリピンGMAニュースから引用)
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発生時期:2025年11月初旬
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風速:約150 km/h(最大瞬間風速185 km/h)
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被害地域:中部フィリピン(特にセブ島・ボホール島・レイテ島)
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被害概要:
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21人以上の死者
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セブ市内の約50%の地域が浸水
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フライト160便以上が欠航
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一部地域で「非常事態宣言」
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🌧「ここ35年で初めて水に沈んだ」という地元住民の声もあり、台風の勢力と都市の脆弱性が浮き彫りになりました。
🏚2. 現地の被害状況
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住宅地の浸水:低地・沿岸部では膝〜腰までの水位に。
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停電・断水:一部地域では丸1日以上続く停電も。
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通信障害:大手通信キャリア(Globe、Smartなど)の一部基地局がバッテリー切れや回線損傷によりダウン。

私が宿泊先しているホテルでも11月3日夜から停電が起き、5日時点でも非常用の発電機がずっと動いてます。
💬3. 住民・行政の対応
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市が避難勧告と非常事態宣言を発令。
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学校や語学センターは臨時休校。
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フィリピン気象庁(PAGASA)が高潮・ストームサージ警報を発表。

本気イングリッシュでもオンライン授業を含め全ての授業を延期しました。
11月3日の台風前日には、警報のアラートが何回も来てました。
🌏4. 背景にある課題
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都市化の加速による排水インフラ不足
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低地の住宅密集地が被害を受けやすい構造
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地球温暖化の影響による台風の大型化
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防災意識の格差:観光・語学留学者の避難情報の不足

本気イングリッシュの先生達も台風の影響でお家が停電したりしていて学校へ一時的に避難されていました。
💡5. 教訓と今後への備え
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事前に避難場所、連絡手段を確認
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現地天気アプリ、PAGASA公式情報(フィリピンの気象庁)の確認習慣
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現金、水、モバイルバッテリーの常備
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SNSを通じた情報共有、安全確認の仕組み作り

災害はいつ起きてもおかしくありません。
セブ島で生活する日本人・留学生・観光客も、「自分ごと」として備えを進めることが求められます。
📸6. 台風前の街の様子
本気イングリッシュでも台風に備えて台風が直撃のする前日から先生達は自宅からの勤務に変更しました。翌日は、全ての授業を延期しています。
私は、お腹が空いていたのでGRABでご飯を注文したものの1時間30分待っても届かず、外に出かけてみるといつもやっているお店が夜8時時点でどこも営業していませんでした。いつもだったら多くの人で賑わっているショッピングモールも真っ暗でした。

ホテルの部屋の電気も点滅したり一瞬だけ停電したりと不安定な状態でした。
✍️まとめ
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台風ティノは、インフラ課題(停電、断水、通信)を浮き彫りにした。
(現時点では、いつから通常通りの生活や授業ができるか不透明) -
復旧は進んでいるが、「備えの文化」がより一層必要。
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旅行者・留学生・在住者は、現地の気象・防災情報をこまめにチェックしよう。
私たちにできることは「知り、備える」こと。
台風を通じて、改めて日常のありがたさを感じました。

