『英語』と一口に言っても世界にはいろんな英語があります。
そんな中でも二大英語ともいえるのが、アメリカ英語とイギリス英語。
イギリス英語は、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、ヨーロッパ諸国など、日本人が旅行先・留学先として行く多くの国で採用されているため、単語やアクセント、スペリングの違いに戸惑う人も多いと思います。
サッカー、ガソリン、ズボン、ゴミ箱、車関係など、身近で簡単な単語も英米では異なり、あるあるネタとしてよく登場します。
それに加えて、もしイギリスに行きたい、イギリス人の先生に英語を習う、イギリス人の友達とおしゃべりするシチュエーションがあった場合、私たちはイギリス人の皮肉の国民性も少し学ぶ必要があるかもしれません。
イギリス人と京都人は似ている!?
そもそもイギリスと日本は、同じ島国で、王室(皇室)を持っていて、血統や家柄、格式を重んじるところなど共通点の多い国です。そのイギリスの国民性として、思ったことをそのままストレートに言わずに皮肉を込めて『正反対』に言うことがあり、京都のぶぶ漬けと通ずるところがあります。
『イギリスあるある』として、よく言われている内容をご紹介します。
イギリス人のセリフ | イギリス人の本音 |
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Very interesting. とても興味深いですね |
That is clearly nonsense. まったくもってナンセンス |
I’m sure it’s my fault. これは完全に私の所為です |
It’s your fault. お前のせいだよ |
You must come for dinner. ディナーにかならず来てくれよな |
It’s not an invitation, I’m just being polite. 誘ってるんじゃないよ、ただの社交辞令。 |
I almost agree. ほとんど賛成です |
I don’t agree at all. 全く賛同できない |
I only have a few minor comments. ほんの少しだけ直して欲しいところがあるんだけど |
Please re-write completely. お願いだから全部書き直してくれ |
Quite good. 結構良いですね |
A bit disappointing. 少し残念ですよ |
That is a very brave proposal. それはとても勇気のあるご提案ですね |
You are insane. 頭おかしいの? |
よく『日本人は奥ゆかしくて婉曲的な物言いをするから、真意が伝わらない』と言いますが、それと似たような方法で、相手を褒めていると見せかけてdisるのがイギリス流。少し親近感湧きませんか…?これらはイギリス人本人達も認めているところなので、あまり彼らの誉め言葉を真に受けないようにしましょうね。