初めて海外留学した時に、事前にリサーチしていたレストランに入ろうとしたところ、「private function」とだけ書かれている看板に遭遇しました。Google翻訳を使ってみると「プライベート機能?」インターネットで調べても「プライベートな関数」これはIT用語なのでしょうか?
しっくりする意味が全然出てきません。
これは入っていいの?入っちゃダメなの?一緒に学習していきましょう。
function には色々な意味がある
一番知られているfunctionの意味は「機能」「関数」ですが、辞書を引くと他にも意味が載っていることが分かります。インターネット辞書Weblioによると、名詞の意味だけでも大きく分けて4つが掲載されています。
これを見てピンときた方もいらっしゃるかもしれませんが、private functionと書かれてある時のfunctionの意味は「機能」でも「関数」ではなく、3にある「行事」「宴会」が適切で、「個人的なイベント」のために「貸切」を意味しています。
貸切という意味で使える自然な英語表現
private event
private party
special event
special party
これらはいずれも「貸切により閉店」ということを表したい時に使えます。
海外では、誕生日パーティーだったり、ウェディングパーティーであることが多い印象です。
private party
special event
special party
これらはいずれも「貸切により閉店」ということを表したい時に使えます。
海外では、誕生日パーティーだったり、ウェディングパーティーであることが多い印象です。
その他に、やや古風ですがオシャレな言い方としてprivate soireeというものもあります。
soireeはスワレイと発音し、フランス語で「夜」という意味。
「夜会」「イブニングパーティー」を表します。
closedということが書いていればまだ分かりやすいのですが、private function とだけ書かれているだけでは初見では何とも分かりにくかった、という思い出でした。
これらの言い方は、ホテル業や飲食業をされている方が外国人観光客の方に対しても使える自然な英語表現ですので、ぜひ活用してみてください。
最後に、落とし穴になる表現を紹介します。
charterが使えるのは車限定!
やってはいけないのが、charterという単語を使うこと…!
「貸し切り 英語」などで検索すると割と出てくるので使えるのかなと思ってしまいがちですが、このcharterという単語は「車をチャーターする」という言い方はできますが、レストランなどの貸し切りという意味では使うことはできません。