英語の教科書の定番でもある ”This is a pen.”
某お笑い芸人の歌で一躍有名になりましたが、「言われなくても見ればわかる」「使わない」とツッコミ満載の英文でもあります。私も実際の英会話でこの例文を使ったことはありません。
もしあなたがマジシャンではないのであれば、もう少し実際に使うシチュエーションで練習したいですよね。
今回はこのThis is ~.のフレーズのもっと実践的な例文をご紹介したいと思います。
(もしもし、ABC社の山田です。)
this is ~. の最もよく使うシチュエーションはズバリ「電話」です。
「もしもし」は、Hello または Hi でOK。
電話で自分のことを言う時はふつう “I am” は使わないので注意しましょう。
友だち同士やカジュアルな電話では、Hi, it’s Yamada. と言うこともできます。
また、携帯電話などで誰が電話を掛けているかが明らかな場合は、”Hey, Ken! What’s up?” (よう、ケン!調子どう?) のようにわざわざ名乗ることはしません。
(これは私の犬です。)
自分の所有物や属している人・ものを紹介するときの表現、This is my ~. (これは私の〇〇です。) は日常英会話でも使用頻度が高いです。 インスタグラムやfacebookなどSNSの写真を友達や先生に見せながら、話題を膨らませていきたいですね。
・This is my sister. She is… (これは私の妹です。彼女は…)
・This is my friend. He is… (これは私の友達です。彼は…)
・This is my hometown. There are… (これは私の故郷です。そこには…)
・This is my phone. Where did you find it? (これは私の携帯です。どこで見つけたんですか?)
(すみません、これはあなたのですか?)
疑問文の時は、is this ~? を使います。
This is [ mine(私のもの) / yours(あなたのもの) / his(彼のもの) / hers(彼女のもの) ]. などなど。
実際の英会話では、ペンかどうかよりも誰のものかを聞いたり答えたりする頻度の方が多いです。
(はい!? これ本当なの?)
ジョークや面白い話、異文化についてなど、英語でのコミュニケーションでは未知の知識や信じられない話に出くわすこともたくさん。「本当なの?」「冗談でしょ?」にあたる表現はほかにも色々あるので、いくつか合わせて紹介します。Is this の部分は Is it や Is that を使うこともできます。
・Really? (本当に?)
・Seriously?(マジで?)
・For real?(マジで?)
・(Are you) Kidding me? (からかってる?)
・(Is that) True? (本当?)
・(Are you) Sure? (確かなの?)
・No way! (ありえない!)