Me too というと「私もです」という意味の定番表現ですよね。
しかし、タイトルにあるような使い方をすると意味がヘンになってしまうんです。
一体どういうことでしょうか…?
Me too. は 主語以下の内容を繰り返す
百聞は一見に如かずなので、具体例を見てみましょう。
Bさん:Me too.(私もです)
このような文があったとします。
この時のBさんの”Me, too.”は、言い換えると、
Bさん:I(=B) like sushi, too.(私も寿司が好きです)
ということですよね。
つまり、主語より後ろの部分が全く同じですよというのが、Me,too.の意味です。
さて、問題の文を見てみましょう。
Bさん:Me too.(?????????)
これを同じように言い換えてみると、一体どうなるでしょうか。
Bさん:I(=B) love me(=B), too.(私も私(=Bさん)を愛しています)
主語より後ろは全く同じものを指さなければならないので、Aさんの言うyou、つまりBさんを繰り返していることになります。これではBさんがナルシストになってしまいますね。
では、どう言えばいいのか?
実はこの答えは英語を初めて習った時に皆さん学んでいるんです。それは、
Bさん:Nice to meet you, too.
一番初めに習いましたよね!
このように面倒ですが、同じ文を並べて、最後にtooを付け足せばOKです。
Bさん:I love you, too.(私もあなたを愛しています) これならOK
恋愛感情のない人からI love you.と言われても困る。そんな時、上記の内容を逆手に使ってこのような切り返しをする人もいます。有名なmeme(ミーム)ですが、機会があれば使ってみましょう(笑)
そのまま愛してくれていいわよ
私はそれに見合う女だから
私も自分のことを愛してるし…
じゃあね
ちなみに、Nice to meet you.もMe too.と返すとヘンになる文章です。
余談ですが、文法に興味のある方はご覧ください。
この文章は主語と動詞が省略されてあり、省略しない場合は
となります。itから文章が始まっていて、このitは特に日本語には訳しません。
このような「形だけのit」のことを、文法書では形式it(形式主語)または仮のitと呼び、本当の主語はfor 〇〇のところに引っ越ししている形を取っています。
もしBさんがMe too.で答えた場合にどういう意味になってしまうのか見てみると、
Bさん:it is nice for me(=B) to meet me(=B), too.(私(=Bさん)に会えて私も光栄です)
本当の主語(for 〇〇の部分)以外は全く同じものを指さないといけないので、先ほどのI love you.と同じ現象が起こってしまうというわけです。
meやyouを使っている文では、Me too.と安易に返答しないよう気を付けてくださいね。