今回は英語中上級者向けの学習方法として、Quoraをご紹介します。
Quoraはグローバルな知識共有サイト
2009年に元facebook社員によって立ち上げられたQ&Aサイトです。
日本で言う所の「Yahoo!知恵袋」に近いですが、Quoraはハンドルネームではなく、実名制で簡単な経歴が表示されるところに特徴があります。また、WikipediaをはじめとするIT企業創始者や政治家、俳優などの著名人も数多く参加しています。
実名制ゆえに、数あるQ&Aサイトの中でも、議論の話題は真面目なもの、インテリジェンスなものが多い傾向があり、くだらない質問や答えにストレスを感じることは比較的少ないでしょう。
2017年には日本語版もリリースされました。
Quoraでは自分の興味のある議論が表示される
閲覧や検索履歴によって、Quoraはあなたの興味のありそうなトピックを中心に表示してくれるようになります。自分の趣味や興味のある分野なら、英語学習もはかどりますよね!世界の人が参加するQ&Aサイトゆえに、日本人同士では出てこなかった発想や他国から見た意見など、様々な人の考え方を知ることができるのもQuoraの面白い点の一つです。
例えば、英語関連であれば
If you speak English as a second language, how much does your accent matter?
(もしあなたが第二言語として英語を話したら、どれくらい発音は重要ですか?)
のように、博士号を持つ方からのコメントがあったりします。
(もしあなたが第二言語として英語を話したら、どれくらい発音は重要ですか?)
のように、博士号を持つ方からのコメントがあったりします。
この文量を読むだけでも英語の勉強になりますが、人気の質問にはなんと100近い回答が寄せられたりしますよ。
他にも、「なぜ日本の寺社建築には中国唐時代の意匠が中国本土よりも残っているのか?」
「日本人は米を3食食べるのに糖尿病患者が少ないのはなぜか?」
「漢字の書き順はどれくらい重要か?」
「日本人は米を3食食べるのに糖尿病患者が少ないのはなぜか?」
「漢字の書き順はどれくらい重要か?」
などの質問を見つけることができました。
興味深いのはこれらが英語話者によって質問され、回答されていることです。
英語版にはもちろん日本人ユーザーもいますが、数はそれほど多くありません。
英語に限らず、日本やアジア、欧米と比較や、歴史、地政学、健康、化学に関することなど、様々な議論がQuoraにはあります。見聞ではない、世界の人がどのように考えているのかを知ることができるツールですので、英語学習+αうまく活用してみてください。