フィリピンでコンビニと言えば「セブンイレブン」次いで「ミニストップ」…。
他にもありますが、あとは韓国系の個人店がつらつらつら…と言ったところ。
10月28日より、セブに日本発のコンビニ「ファミリーマート」3店舗がオープンしました!
- Phoenix Banilad
- Phoenix V. Rama
- Banawa (Stand-alone)
フィリピンのファミリーマートは現地石油会社のPhoenixが買収・経営しているので、ガソリンスタンドに併設されるタイプのものが多くなりそうです。
フィリピンでのファミマは高級志向
日本ではセブイレブンの方が洗練されたイメージがあるのですが、フィリピンでは探すのがちょっと難しい「ファミリーマート」や「ローソン」の方が高級志向のコンビニになります。
一般的な「お弁当」セクションの主力商品の比較です。
パッケージといい、ファミマの方が日本のコンビニに近い感じがしますね…!
その分値段もお高めで、セブンイレブンの2~3倍の価格帯でしょうか。
フィリピンにしてはこの価格はかなり高い印象を受けますが、フィリピンのファミマはご飯ものが充実していてクオリティが高めなのが特徴です。
商品のラインナップも特徴的で、なんと「おにぎり」が売っています。
フィリピンのコンビニで「おにぎり」が買えるのはファミマだけです!
セブに今回オープンしたのは「コンパクト版」
というわけで、セブにぜひとも浸透してほしいファミリーマートですが、今回オープンした店舗は、コロナ禍中ということもあり、感染予防を意識した屋台のようなユニークな形態をしています。サリサリストア形式とも言えますね。
お客さんは、表のメニューを見て、中の店員さんに注文する方式になっています。
メニューには日本語もところどころ併記されています。それにしてもラーメンが399ペソ(800円)といい、年々フィリピンの物価が上がっていると言えども、かなり強気な値段ですね。
他のフードメニューも日本とほぼ同じか高いくらいの値段設定になっています。
“We are happy to have come up with a clear-cut strategy to bring FamilyMart to Cebuanos, especially during this challenging environment with the ongoing COVID-19 pandemic. It is crucial that we make essentials, especially food, more accessible, while prioritizing safety, and, at the same time, providing added business opportunities to our franchisee. It requires less investment, yet still provides the same excellent service and quality products FamilyMart has become known for,” said Phoenix President Henry Albert Fadullon. “We have always wanted to bring FamilyMart to more Filipinos, and through this new store concept, we are able to accomplish this goal,” he added.
フィリピンはコロナによって貧富の差が拡大しています。安定した仕事を持っている中流~富裕層は旅行に行けない、ホテルは閉まっている、レストランは開いていない、と窮屈な生活をしているので、そういった層の「手軽で美味しい健康食」への需要を狙っているのかなと思います。
ゆくゆくは、マニラにある立派な店舗をITパークやオークリッジにも出して欲しいですね…!