thoughは「~だけれども」という意味の接続詞/副詞で「ゾウ」のような発音です。
皆さん使ってますか…?
逆接を言いたいときにはButがあれば事足りるし、フォーマルならHoweverを使えばいいじゃん。
しかもスペルが紛らわしいんだよね、thought(考えた)とかthrough(~を通って)とか。
そんな声が聞こえてきそうです。
今回はこのようなconfused(混乱)の少ない、副詞用法をご紹介します。
口語表現で、ネイティブとの日常会話でも登場するので覚えていて損はないですよ!
日本語と同じ感覚で使える文末の”though”
実際にネイティブがSNSのグループに投稿した文章を例にみてみましょう。
内容はオンラインゲームについてです。
If anyone on here is MaydayMayday123 and played tonight, you were so much fun! I wish I would have found you earlier in the night! Those last few songs I played were so rough though
(もしここ(=このグループ)に夜一緒にゲームをしたMaydayMayday123さんがいたら、とっても楽しかったですね!もっと早くあなたを見つけてたらなぁ。最後の方の曲はめっちゃ難しかったけど)
例文で示したように、文末につけて「~けどね!」というニュアンスを付け足すことができます。
親しい人とのやりとりでは、スラングとして省略形のthoを使うこともありますよ。
「了解」を「りょ」と省略するのと同じですね。
I like to think about what I would buy if I won the lottery.
(宝くじが当たったら何を買おうか考えるのが好きでさ。)
Well, I don’t have it, tho.
(まぁ、宝くじ買わないんだけど)
このように、ちょっとした話のオチ(=punchline)を付けたい時に便利です。
テキストの字数制限から生まれた短縮形たち
今はtwitterでもなければ字数制限を気にする必要はありませんが、昔は1回のテキストメールで送れる字数が(上限80文字など)決まっていました。そのため一回のテキストに内容を盛り込むために、長い単語は短くしたり、言い換えたりして、短縮形がたくさん生まれました。
簡単なものをいくつか取り上げました。
母音が抜けて子音だけになっていたり、数字やアルファベットの音を利用するものが多いです。知らないと、スペルミス?進出単語?と意味が取れなくなってしまうので、ご紹介した語にあるような法則性を何となく、頭に入れておきましょう。