海外に行って、お世話になる人にお土産やギフトを贈ったりする機会は多いもの。
ここで気を付けたいのが、日本特有の謙遜表現です。「つまらないものですが」「粗品」といった言葉をそのまま英語に翻訳してしまうと言葉通りの意味に伝わってしまい、失礼になってしまうので注意が必要です。今回は、友人やビジネスなどのシーン別に、自然で失礼のない贈り物を渡すときの表現をご紹介します。
フォーマルな場で使える表現
ビジネスの取引先、ウェディングなどの手紙で使える堅めの表現です。個人ではなく会社として贈り物を渡す場合は、my(私の)→ our(私たちの)に変えると良いでしょう。
また、全ての表現に「I hope you like it. (気に入ってもらえると嬉しいです。/お口に合えば嬉しいです。)」をセットで付け足すと良いでしょう。
(このお土産/ギフトをあなたにお渡ししたいと思います。)
一番シンプルな表現はコレ。英語が苦手でも覚えやすい表現です。口頭でもOK。
giftの代わりにpresentと言ってもOKです。お土産を英語で検索するとsouvenirという単語が出てきますが、これは「自分用の旅の記念物」を意味するので、人にあげるお土産には使いません。
動画中ではthis giftの代わりにa little giftが使われています。a little については後述。
または
I’d like you to accept this as a token of my appreciation.
(感謝のしるしとしてこれをお渡ししたく思います/受け取って頂きたく思います。)
もう少し難しい表現に挑戦したい方にお勧めなのが、token(印)、apprecation(感謝)といった単語を使ったこの表現です。as a token of my appreciation(感謝のしるしとして)を熟語として覚えてしまっても便利ですね。
(大したものではないのですが、あなたへの感謝のほんの気持ちです。)
謙遜表現を入れたい場合に、It’s nothing special.(それは特別なものではない)という前置きを入れることもできます。a little gift/present (ちょっとした贈り物)ということもできますが、口語ではsomething(何か)という単語を使って、a little something(ちょっとしたもの)という表現を使うことも多いです。
カジュアル~セミフォーマルな場で使える表現
家族や友人、顔見知りのビジネス相手など、ガチガチに畏まる必要がない場合に使いたい表現です。こちらも同様に「I hope you like it.(気に入ってもらえると嬉しいです。)」をセットで言うようにしましょう。
(これはあなたにです)
簡単な一文ですが、for you(あなたのために)で気持ちは充分に伝わりますし、ネイティブも実際に使う表現です。
または
I got something for you.
(あなたに渡したいものがあります)
直訳すると「私はあなたに何かを手に入れました」ですが、プレゼントやお土産を渡すときの定番の言い方になります。something(何か)とは、ここではプレゼント、お土産のことを指しています。
(あなたへのちょっとしたプレゼントです)
フォーマルのところでもご紹介したa little(少しの/ちょっとした)という謙遜表現が使われています。
これらの表現を覚えて、ぜひお世話になる人に贈り物と共に伝えてみてくださいね。
習った表現を実際にすらりと使えるようになるには、オンライン英会話で練習するのが一番!
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