1.セブ島に留学しようと思ったきっかけ
いつか子どもたちを連れて、滞在型の旅をしてみたいという思いがありました。せっかくなので、現地でしかできない経験をたっぷり盛り込みたいと考えていたところ、インスタグラマーの「かかさん」の投稿でセブ島、本気イングリッシュさんを知りました。システムの充実度、他では経験できないアクティビティ、貧困層への支援、フィリピンの人たちの明るい人柄など、調べるほどに行きたい気持ちが抑えられなくなり、母子でエイヤっと参加することにしました。
2.実際にセブ島に留学してみての感想
初めての海外、さらに学校と言うことで、子どもたちがどう反応するか分からず、レッスンはまず5日間にしましたが、やはり短過ぎましたね。想像以上に治安もよく、先生方を始め現地の人々は親切。とても快適な滞在ででした。
3.英語の上達について
我が家の子どもたち(小5と年長)は元々英語を全くやっていませんし、特に興味も持っていませんでした。
そのレベルで5日間語学学校に通って何が身につくか…?正直、話せるようにはならないし、読めるようにもなりません。でも、違う言葉を話す人に対して壁がなくなったのではないでしょうか。
6歳の息子は外に出れば、自分でパンやジュースを買えるようになり、11歳の娘はホテルフロントでタオル交換のお願いやランドリー室のカギを借りられるようになりました。
語学はスキルではなくてツール。理想的な一歩が踏み出せたと思っています。
4.登校のシステム、講師について
椅子に座って『学習』ができない幼稚園児の息子には、先生が、広いキッズエリアで一緒に遊んでくれたり塗り絵をしたりしながら柔軟に対応していただきました。途中からは、先生のことが好きになりすぎて、朝早くから「早く学校行きたい!」と言うまでに!
娘は英語が分からないなりに一生懸命取り組んでいて、先生がこちらがビックリするくらい褒めてくれるので、照れながらも嬉しそうでした。
自分たちで買いに行ったパンを先生と一緒に食べながらレッスンができたり、『ちゃんと』を要求されない環境は、親が見ていても居心地が良さそうでした。
また、課外授業で先生と一緒に外に出掛けられる安心感は何物にも代えがたかったです。Grabの手配の仕方から、現地での注意点、おすすめ料理やセブの歴史を教えてもらったりしました。車優先の道を渡るのは日本人には少しハードルが高いけど、先生が誘導してくれるし、マーケットでは前後に歩いてくれるので、不安なことは何一つありませんでした。
5.学校周辺の環境、治安について
ホテル内には学校、ランドリー、プール、ジム、キッズスペース。敷地内にはコンビニや食堂。必要なものは、ホテルを出て10分以内で行ける範囲にすべてそろっていました。一番気にしていたのは治安ですが、想像以上に良くてびっくり!その証拠に24時間営業のお店もそこかしこにありました。この滞在で危ないな、と思うことは一度もなく、私が一番驚いていることだったりします。
ホテル目の前が大通りなので、排気ガスや騒音はあります。
6.セブ島で一番思い出に残っている事について
6歳息子に聞いたところ「ジョリビー」だそうです笑 ジョリビーはファストフード店で、セブの至る所にあり、いつも賑わっているお店。店舗を見つけるたびに件数を数えていて楽しそうでした。一通りメニューを試しましたが、どれも美味しかったです。
11歳娘はシュノーケリングだと言っています。アイランドホッピングに参加したのですが、バンカーボートでの移動、BBQ、信じられないくらいきれいな海でのシュノーケリングは、すべて初体験。最高の思い出になったようです。
7.留学後の変化について
娘はなぜか中国語に興味を持ち始めました笑 英語のレッスンを受けたはずがなぜ?と突っ込みどころではありますが、外国が身近になったようで頼もしいです。
息子は謎の英語を話し(もちろんメチャクチャです)、なぜか「いいえ」の返事の時だけ「No!!」と叫んでいます。
世界地図の中でフィリピンの旗に似たデザインを探してみたり、日本とフィリピンの間にある国を言い合ってみたりして楽しむようになり、世界が身近になってくれたのは嬉しい変化です。
8. 今後の目標について
今回の滞在で一番刺激を受けたのは、子供よりも私だと思います。わたしは英語のレッスンをうけていませんが、滞在中に出会い、たくさんの人と話をする機会がありましたが、みなさん、とんでもなく魅力的でした。こんな考え方があるんだ、こんな生き方があるんだ、と一気に目が見開かされた思いです。この熱が冷めないうちに、また滞在型の旅がしたいです。子どもたちは「違う国にも行きたいけど、またここ(セブ)には絶対来たい~」とのこと。今回は夫が一緒に行けなかったので、次回はぜひ一緒に行きたいですね。