いつまでも盛大に!セブでは誕生日をどう祝う?

フィリピン文化

誕生日と言えば、ケーキ屋さんで誕生日ケーキを買って、子供にはプレゼントを買って、親しい大人の間ではレストランに美味しいものを食べに行ったり…、というのが日本の誕生日の祝い方ですよね。フィリピンでの誕生日の祝い方は、日本と似ている部分もあるし、そうでない部分もあります。

誕生日は家族や親戚が一丸となって祝う家族のイベント


フィリピンでは、「家族」という枠におじいちゃんおばあちゃんだけでなく、いとこやおばさん、姪っ子なども含まれるのが一般的で、その数は軽く10人を越え、20人近くになることもあります。
そして、そんな家族のメンバーの誕生日ともなると、家族総出で大皿料理を作り、部屋をデコレーションし、カラオケを設置して、ホームパーティのような大きな規模のお祝いになります。

実は今日は先生の誕生日でした…!フィリピンのケーキは円形もありますが、正方形のチョコレートケーキやバタークリームのケーキが多く、アイシングのデコレーションはあっても、通常フルーツのトッピングはありません。写真のように、誕生日の人へのお祝いメッセージがケーキに書いてあります。

先生によると、家族が先生に内緒で前日の夜遅くまで準備をし、当日も朝5時には起きてバルーンを膨らませたり部屋のデコレーションをしたりして、サプライズをしてくれたそうです。
ロックダウンや検疫で厳しい状態が続きますが、ここは変わらないなーと感じます。

バースデーソングは共通、でも歌詞がちょっと違う

誕生日の時のバースデーソングと言えば、「♪ハッピバースデートゥーユー」ですよね。
フィリピンでも同じメロディーの歌を歌って、ロウソクの火を消しますよ。
でも、♪ハッピバースデー ディア〇〇~ の部分が、フィリピンでは、
♪ハッピバースデー、ハッピバースデー となります。

Happy birthday to you, happy birthday to you,
Happy birthday, happy birthday, happy birthday to you.

そして大抵テンポを上げてノリノリの2周目に突入します。
こういうノリの良さはラテン系なのかなと感じたりします。
フィリピンの中流家庭にはなぜか家にカラオケマシン(ビデオケと言います)があり、そのままカラオケ大会のような形相になったりもします。


会社でも社員の誕生日をみんなでお祝いする

これは日本にはあまりない文化ですね。フィリピン人はfacebook率が高いのでSNSから漏れるのかわかりませんが、なぜかみんな誰の誕生日がいつなのか把握していて、その社員の誕生月には社内でケーキやピザを買ってお祝いをします。
フィリピンは日本と比べると貧しい国ですが、こういったお祝い事に関しては日本の比でないくらいに大事なものとして、みんなで喜びを共有するところがありますよ。

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