【まるでお城】セブに来たなら訪れたいシマラ教会とは

セブスポット情報

セブ島のちょうど真ん中くらいの位置にあるこちらの大きな建物は、シマラ教会。
聖母マリアを祭っているフィリピンで最も大きい教会です。

早速ですが、皆さんはこれが何だか分かりますか?

証明写真に手紙のようなものが添えられていたり、沢山の松葉づえがショーケースに飾られていますね…。よく見ると、3枚目のショーケースに「Granted Board」と書かれています。

Grantは沢山の意味のある単語ですが、「(願いを聞き入れて)与える、授ける」という意味がありますので、Granted Boardは「成就ボード」とでも言いましょうか。お願いごとを祈願しにこのシマラ教会へやってきて無事願いが叶った人達が、このようにして感謝を述べているのです。

それもそのはず、シマラ教会は願いが叶うと評判の由緒正しい教会。セブの人達や周辺の島の人達が、受験や就職の成功、病気の平癒を願いにくる場所で、日本で言うところの天満宮などに近い場所です。


年中多くの人がミサに訪れますが、聖母マリアの誕生日(9月8日)やカトリックの宗教行事の日は、マリア像に会うための長蛇の列ができるため、マリア像の見学を含めると2時間程度の待機列を覚悟しなければなりません。列は屋外に長く伸びていますので、日傘の携帯など十分な熱中症対策をお勧めします。
(教会内の見学だけであれば、スムーズに中に入れます。)


マリア像をパスして教会見学のみにすると、比較的すぐに一通り見れると思います。
色によって効能が異なるロウソク(35ペソ)を購入して火を灯す燭台があったり、キーホルダーなどが売っているブースもあるので、お土産にぜひ見ていきましょう。


ロウソクの色は全13色。日本人の考える一般的な色のイメージと異なるものもあるので、事前に色と効能を下調べしておけば、シマラ教会がもっと面白くなります。



シマラ教会はセブ市街から車で約2時間で、朝から出発して日帰りで十分訪れることができる場所です。宗教施設であり、タンクトップやミニスカート、足先の見える靴など、露出の高い服装では入場できないので注意しましょう。半袖の上着にジーパンくらいであれば大丈夫です。

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